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履歴書・大学院学歴の書き方【2026年】修了と在学中の使い分け

キャリア・就活

この記事のポイント

履歴書の大学院欄は「○○大学大学院○○研究科○○専攻 修士課程修了」のように正式名称で記載し、在学中は「在学中」、中退は「退学」と使い分けることが基本ルール。

履歴書・大学院学歴の書き方【2026年】修了と在学中の使い分け

「履歴書の大学院欄って、在学中と修了では書き方が違うの?正しい表記を知っておきたい」

こうした疑問に答えます。

本記事の内容

  • 大学院の学歴欄における修了・在学中・退学の正しい表現
  • 状況別の履歴書記入例と研究経験のアピール方法
  • 採用担当者が気にするよくあるミスと対処法

履歴書の大学院欄は、正式名称と用語の正確さが採用担当者の第一印象を左右します。

書き方を一つ間違えるだけで、丁寧さや注意力への評価に影響することもあります。修了・在学中・退学それぞれの正しい表記から研究経験のアピール方法まで、この記事で一通り確認できます。

大学院の学歴欄の正しい書き方

履歴書に大学院の学歴を記入するとき、用語の選択や記述形式を誤ると採用担当者に不正確な印象を与えます。大学院の履歴書では「修了」「研究科・専攻の正式名称」「課程名」の3点が特に重要です。

応募書類ではガクチカとはを軸に、経験や学歴の見せ方を整理できます。応募書類ではガクチカ研究院生例文を軸に、経験や学歴の見せ方を整理できます。基礎理解では院卒が、用語や前提を整理する材料になります。基礎理解では院卒とはが、用語や前提を整理する材料になります。

研究科・専攻の正式名称の調べ方

研究科・専攻の名称は省略せず、正式名称をそのまま記載します。略称はどれほど一般的に使われていても履歴書では不適切です。

正式名称を確認する方法は以下の3つです。

  1. 在籍大学院の公式Webサイトの「研究科一覧」または「組織図」を参照する
  2. 学生証・在学証明書・成績証明書に記載された名称をそのまま転記する
  3. 不明な場合は大学院の教務担当窓口に問い合わせる

記載例として、「〇〇大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 修士課程」のように、大学院名・研究科名・専攻名・課程名の順で書きます。

修了・在学中・退学の使い分け

状況に応じた正式表現を使い分けることが、正確な履歴書作成の前提です。

状況正式表現注意点
課程を終えた修了「卒業」は不可。大学院は必ず「修了」
在学中で就職活動中修了見込み「卒業見込み」は不可
在学中でアルバイト等の応募在学中就職活動以外の場面で使用
自己都合で退学中途退学「中退」と略すのは不可
博士課程で単位のみ取得単位取得退学(または満期退学)博士号未取得のまま課程を終えた場合

「終了」「過程」は誤字なので注意が必要です。正しくは「修了」「課程」です。

入学年月と修了年月の計算方法

標準的な在籍年限は、修士課程が2年間・博士課程が3年間です。4月に入学した場合、修了月は2年後(修士)または3年後(博士)の3月になります。

計算の例を示します。

  • 修士課程:2024年4月入学 → 2026年3月修了
  • 博士課程:2026年4月入学 → 2029年3月修了

年月に自信がない場合は、dodaやマイナビが提供する学歴年度自動計算ツールに生年月日と進学パターンを入力すると西暦・和暦どちらでも算出できます。和暦と西暦は履歴書全体で統一して使うことが原則です。

学部からの連続進学と社会人入学の違い

学部卒業後すぐに進学した場合と、社会人経験後に進学した場合では、学歴欄への記載構成が異なります。

学部連続進学の場合は、学歴欄に「学部卒業」「大学院入学」「大学院修了(または修了見込み)」を時系列で連続して記載します。職歴欄は空欄になるのが一般的です。

社会人入学の場合は、職歴欄に勤務先の入社・退社(または在職中)を記載したうえで、学歴欄に大学院の入学・修了を記載します。在職しながら大学院に通っている場合は、職歴と学歴の期間が重複しますが、それぞれ正確な年月で記載して問題ありません。採用担当者には「働きながら学んだ」という事実が明確に伝わります。

大学院の状況別・履歴書記入例

大学院の履歴書学歴欄は、在籍状況によって正しい表現が異なります。修了・在学中・退学・社会人入学・博士課程と、それぞれの状況に応じた書き方を把握しておくことが、書類選考を通過する第一歩です。

基礎理解では大学院卒何歳が、用語や前提を整理する材料になります。進路選択では大学院就職が、応募先を広げる材料になります。準備時期では大学院就活いつからが、行動開始の目安になります。

修士課程を修了した場合

大学院を修了した場合、学部の「卒業」と大学院の「修了」を必ず書き分けることが重要です。大学は「卒業」、大学院は「修了」が正式な表記であり、誤って大学院を「卒業」と書くと事実と異なる記載になります。

記入例は以下のとおりです。

年月記載内容
2022年3月○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業
2022年4月○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 博士前期課程 入学
2024年3月○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 博士前期課程 修了

大学院名・研究科・専攻・課程名はすべて省略せず正式名称で記載します。「○○大学院」のような略記は避け、「○○大学大学院」と書くのが正しい形です。

在学中に就職活動をする場合

修了前に就職活動をする場合は、「修了見込み」と記載します。修了が確定していない段階で「修了」と書くと事実と異なるため、必ず「見込み」を付ける必要があります。

記入例は以下のとおりです。

年月記載内容
2024年4月○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 博士前期課程 入学
2026年3月○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 博士前期課程 修了見込み

「卒業見込み」と書かないよう注意が必要です。大学院は「修了見込み」が唯一の正式表現です。履歴書を提出する時点で修了要件を満たしていない場合は、この表記を使います。

中途退学した場合

大学院を中途退学した場合は、「中退」という口語表現ではなく「中途退学」と正式名称で記載します。退学の事実を記載しないことは学歴詐称にあたるため、必ず記入しなければなりません。

記入例は以下のとおりです。

年月記載内容
2022年4月○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 博士前期課程 入学
2024年3月○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 博士前期課程 中途退学

退学理由は原則として履歴書本文に書く必要はなく、面接で問われた際に前向きな言葉で説明する準備をしておくことが大切です。

社会人として大学院に入学した場合

在職中に大学院へ入学した場合、学歴と職歴は時系列で混在させず、別々のブロックに分けて記載します。重複する期間があっても、採用担当者は学歴欄・職歴欄をそれぞれ確認するため問題ありません。

記入例(学歴欄・職歴欄それぞれの末尾付近)は以下のとおりです。

年月記載内容
学歴2023年4月○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 博士前期課程 入学(在職中)
学歴2025年3月○○大学大学院 ○○研究科 ○○専攻 博士前期課程 修了
職歴2018年4月○○株式会社 入社
職歴現在同社 在職中

学歴欄に「在職中」と補記することで、仕事と学業を両立したことが採用担当者に伝わります。この経歴は就業しながら学位を取得した実績として、自己PRにも活用できます。

博士課程に進学・在籍している場合

博士課程については、在籍状況に応じて表記が三つに分かれます。現在も在籍している場合は「在学中」または「修了見込み」、課程を修了した場合は「修了」、単位取得後に退学した場合は「単位取得退学」または「単位取得満期退学」と記載します。

状況別の表記をまとめると以下のとおりです。

状況記載表現
博士号を取得して課程を終えた博士後期課程 修了
規定年限内で就職活動中博士後期課程 修了見込み
単位を取得して退学した博士後期課程 単位取得退学
途中で退学した博士後期課程 中途退学

「単位取得退学」は所定の課程を修め単位を取得した事実を示せる表現であり、単に「中途退学」と書くより実態に即しています。大学によっては「研究指導認定退学」の呼称を使う場合もあるため、自身の大学院の規定を確認してから記載することをおすすめします。

大学院の研究経験を履歴書でアピールする方法

大学院生が履歴書を書くうえで最も悩むのが、研究経験をどう言語化するかです。採用担当者は研究の専門性そのものではなく、「課題をどう捉え、どう解決したか」という思考プロセスを見ています。研究内容・自己PR・研究テーマの表現、この3点を整理することで、履歴書 大学院の記入は一気に書きやすくなります。

準備時期では大学院就活スケジュールが、行動開始の目安になります。属性別に考えるなら修士就活が、専攻や課程に合う動き方の参考になります。属性別に考えるなら博士就活が、専攻や課程に合う動き方の参考になります。

研究テーマを一言で表す方法

研究テーマを採用担当者に伝えるには、まず「社会課題との接点」を軸に一文を組み立てるのが効果的です。採用担当者は研究の専門家ではなく、「この人が何の問題を解こうとしているか」を短時間で把握しようとしています。

フォーマットとして「○○という社会課題に対して、△△のアプローチで解決を目指す研究」という型が使いやすいです。たとえば「高齢化社会における転倒事故の予防を目的に、歩行データから転倒リスクを検知するシステムの研究」と書けば、専門知識がない人でも研究の目的と手段が一度で伝わります。まずは研究の「なぜ」にあたる背景と「何を」にあたる目的を分けて書き出し、それを一文に圧縮する練習から始めるとよいでしょう。

自己PR欄での大学院経験の活かし方

自己PR欄では、研究の内容ではなく研究を通じて身についた「能力」を中心に据えることが重要です。論理的思考力・仮説検証のサイクル・粘り強さなど、業種を問わず評価される力を、研究エピソードで裏付ける構成が効果的です。

PREP法を使うと整理しやすくなります。「私の強みは仮説を立てて検証し続ける粘り強さです(主張)。大学院では実験結果が出るまでに何度も条件を変える必要があり、失敗を前提に設計する習慣が身につきました(理由)。修士研究では6か月間データが出なかった局面でも仮説を30件書き直して突破口を見つけました(具体例)。この経験から、初期段階で正解が見えない課題でも粘り強く前進できます(再主張)」という構成が典型例です。研究テーマと応募職種の関連性が薄い場合も、「能力の普遍性」を前面に出せば評価につながります。

専門用語を使わない研究内容の書き方

研究内容を書く際の基本方針は、「中学生に説明できる言葉に翻訳する」ことです。専門用語はそのまま書くと採用担当者に素通りされてしまい、せっかくのアピールが伝わりません。

エレベーターピッチの考え方が役立ちます。30秒で話せる量に絞り、「何を・なぜ・どうやって」の3点だけを平易な言葉で伝える型です。たとえば「タンパク質の立体構造予測」という専門的なテーマは、「新薬開発を速くするため、コンピュータでタンパク質の形を予測する研究」と言い換えると格段に読みやすくなります。難解な固有名詞は括弧書きで補足し、略語はそのまま使わず日本語で補うのが基本ルールです。書き終えたら、研究に無関係な家族や友人に読んでもらい、「何をしている研究かわかったか」を確認する一手間が効果的です。

履歴書の大学院欄でやりがちなミスと対処法

大学院生が履歴書を作成する際、学歴欄の記載は思わぬ落とし穴が多い箇所です。「履歴書 大学院」と検索する方の多くが、記入前に不安を感じています。よくある3つのミスを把握しておくだけで、書類選考での不要な減点を防ぐことができます。

修了を卒業と書いてしまうミス

大学院を「卒業」と書くのは誤りです。「卒業」は学校教育法上、大学(学部)までに使う表現で、大学院の課程を終えた場合は必ず「修了」と記載します。

採用担当者は日常的に何十枚もの履歴書を確認しており、「大学院 卒業」という表記は基礎的な知識の欠如として映ることがあります。意図的な誤りではなくても、信頼性に影響するため注意が必要です。

対象正しい表現誤った表現
大学(学部)卒業修了
修士課程修了卒業
博士課程修了卒業
在籍中(修士)修了見込み卒業見込み

記載例としては「〇〇大学大学院 〇〇研究科 〇〇専攻 修士課程 修了」が正しい形式です。卒業証明書や学位記を手元に置き、文言を確認しながら記入することをおすすめします。

研究科名の略称使用に関する注意

研究科名や専攻名は、正式名称をそのまま記載しなければなりません。日常会話では「理工研」「情報系」などと略して呼んでいても、履歴書への転記時に同じ略称を使うのはNGです。

略称を使うと、採用担当者が正確な組織名を確認できず、場合によっては別の研究科と混同される恐れがあります。また、正式名称を把握していない印象を与え、書類の信頼性を損なう可能性も否定できません。

正式名称の調べ方は3つあります。まず大学の公式サイトの「大学院」ページで組織名を確認する方法、次に学生証や在学証明書・学位記に記載された名称を参照する方法、そして教務窓口に問い合わせる方法です。「〇〇大学大学院 理工学研究科 情報工学専攻」のように、大学院名・研究科名・専攻名の3階層を省略せずに書くのが基本です。また、大学によっては修士課程を「博士前期課程」と呼ぶ場合があるため、自分の大学の表記に合わせることも重要です。

フォーマット選びで迷ったときの基準

履歴書のフォーマットは複数の種類があり、どれを選ぶかで記載できる情報量が変わります。迷ったときはJIS規格(日本産業規格)の様式を選ぶのが最も無難です。

JIS規格は全国で最も普及している標準様式で、企業側も見慣れているため、フォーマット起因の印象悪化を避けられます。一方で、企業から様式を指定されている場合はその指示に従うことが絶対条件です。

フォーマット特徴大学院生への適合度
JIS規格標準様式・最も汎用的高(迷ったらこれ)
厚生労働省様式2021年改訂・性別欄任意高(新卒・転職どちらも可)
市販(文具店等)紙質安定・書きやすい中(項目数が少ない場合あり)
Web無料テンプレートWord/Excel編集可高(学歴欄が広いものを選ぶ)

大学院生は学歴欄の行数が多くなる傾向があるため、学歴欄に十分なスペースが確保されたフォーマットを選ぶことが実用的な基準です。WebテンプレートのWord形式を使えば行を追加できるため、学歴が複数行にわたる場合でも柔軟に対応できます。

まとめ:大学院の履歴書は正式名称と用語の正確さが決め手

大学院の履歴書を正確に仕上げるために、押さえておきたいポイントをまとめます。

本記事のポイント

  • 研究科・専攻の正式名称を使い、「修了」「在学中」「中途退学」を状況に応じて正確に使い分ける
  • 修了・在学中・博士課程など、自分の状況に合った記入例を参考に学歴欄を作成する
  • 研究テーマや専門性を一言で言語化し、自己PRや職務経歴書でのアピールにつなげる
  • 「卒業」と「修了」の混同、略称の使用など、よくあるミスを事前に確認して防ぐ

大学院の履歴書は、正式名称と用語の正確さが採用担当者への第一印象を左右します。この記事のポイントを確認しながら、自分の状況に合った記入内容を今すぐ書き出してみてください。

履歴書 大学院に関するよくある質問

参考文献

  1. ハローワークインターネットサービス(厚生労働省)
  2. 文部科学省 大学院入学者数の実績(修士課程、博士課程)
  3. 東京大学キャリアサポート室 東京大学指定の履歴書様式(大学院生用)

執筆者

Daigakukan Renkei 編集部
Daigakukan Renkei 編集部

編集部

大学院生のための総合情報メディア「Daigakukan Renkei」編集部。元大学院生の運営者を中心に、自身のリアルな経験と最新のデータに基づき、研究、キャリア、生活、メンタルヘルスに役立つ情報をわかりやすくお届けします。

監修者

Daigakukan Renkei リサーチチーム
Daigakukan Renkei リサーチチーム

リサーチチーム

「Daigakukan Renkei」に掲載される記事の事実確認とデータ収集を担う専門チームです。各種官公庁の統計、学術動向、奨学金や就職市場の最新データを日々調査・分析しています。客観的かつ信頼性の高い一次情報に基づいたコンテンツ監修を行っています。

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