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―連携取組で育てたい人材像とは。

 この取組で目指すのは、多様な場で活躍できる実践的・創造的技術者の育成であり、世界に貢献できるグローバルな技術者の育成です。

―そのような人材を必要とする背景には、どのような課題があるのでしょうか。

 現在、日本においては産業構造が大きく変化しました。そのため産業界そして、特に社会に優れた人材を輩出する教育機関で、グローバル化の必要性が明らかになっています。国際競争に負けない国際感覚を有する技術者の育成が急務であり、教育界をあげて取り組むべき重要なテーマです。

―なぜこの9高専で連携することになったのですか。

 九州沖縄地区にある9高専では、幾つかの高専が早くからアジア諸国の大学等と交流締結を結び、相互交流を実施して来ました。この連携取組では、これまでの個々の活動実績を基礎として、九州沖縄地区の9高専が連携し、教職員の協力関係を強化しタッグを組むことで、各高専が持つ特色あるプログラムを共有し、スケールメリットを生かした効果的な人材育成教育プログラムの実践が可能になります。
 具体的には、先進的にシンガポールのポリテクニクと相互交流に取り組んできた高専、タイや他の国々の大学と交流してきた高専などの経験豊富な力を結集し、学生交流等を通じてのグローバルな人材育成、特に英語によるコミュニケーション力を有する学生の育成を推し進めます。

―取組は5年間実施します。どのような計画を立てていますか。

 平成24年度は(社)九州経済連合会と連携し、新たなアジア地区における他の大学等と高専間連携を広げるための調査を行い、インターンシップや学生交流の枠の拡大に努めます。
 平成25年度からこれらの大学等との学生交流等に参加する学生数を拡大し、本格的な実施期間を経て、平成28年度には専攻科学生の半数程の学生が海外での交流等を体験する予定です。また、取組の期間終了後も自立化し、9高専連携を維持し継続していきたいと考えています。

―この事業に採択されたことで、新たにどのようなことができるようになりますか。

 この取組では、新たに日本人学生の海外における長期のインターンシップに力を注ぎます。教育の内容は、連携機関の九州経済連合会とも連携し、特に海外での企業における長期インターンシップ向上に重点を置きます。毎年各高専の専攻科を中心に50人程度の学生が参加します。

―取組の中には、各大学等でこれまで行っていた活動のレベルアップを図るものもあると思いますが、それはどのようなものですか。

 本科高学年及び専攻科を中心にネイティブ講師による英語での授業を取り入れ、充実を図ります。毎年8百人程度の連携校の学生がネイティブの指導を受けることができます。学生は基礎的な英語でのコミュニケーション力を伸ばします。

―連携の成果はどのような形で社会に示すことができるのでしょうか。具体的な成果指標のイメージはありますか。

 学生はプログラムを受講すると実践的な英語によるコミュニケーション力を身につけることができます。能力の向上は、TOEIC試験等をもって確認します。そのような学生を平成28年度までに5百人を目標に社会に送り出します。

ステークホルダーからのメッセージ

       社団法人九州経済連合会 会長            松 尾 新 吾
 九経連ではグローバル化に対応した多様な人材(外国人留学生、日本人学生)の育成・活用に資するべく、国際委員会の下にグローバル人材部会を設置し、インターンシップ・採用における政策提言や具現化方策の検討・実施を行っております。
 九経連は、約900社の会員企業を擁していますが、本事業のステークホルダーとして九州地区の各高専と連携し、インターンシップを一層推進し、九州の各高専のグローバル人材育成活用を支援していきます。九州沖縄地区9高専が連携して本事業を推進され、アジアとの交流拡大、技術開発及び人材育成に迅速かつ的確に対応できる体制を構築していただくことを期待します。