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―連携取組で育てたい人材像とは。

 この取組では、社会人力(コミュニケーション力や課題解決力、リーダーシップ)を身につけた人材、とりわけ山形県の地域・社会・企業等で活躍する、変える、担う人材の育成を目指します。

―そのような人材を必要とする背景には、どのような課題があるのでしょうか。

 平成23年度に実施した「社会人力等に関する意識調査」では、主体性やコミュニケーション等について学生と企業側の認識が大きく異なっていることが明らかになっています。このように学生の社会人力を育成することは急務であり、高等教育機関が連携して教育の質を高めるという視点で取り組むべき重要なテーマです。

―なぜこの9大学・短大・高専で連携することになったのですか。

 平成16年以来の大学コンソーシアムやまがたの連携活動が基盤としてありますが、特に平成22年2月に山形高等教育宣言を発し、「美しい山形からもう一つの人づくりを目指す」という合意が出発点となっています。また、各大学等は、芸術デザイン、公益、保健医療、教育、福祉等々異なった領域で教育研究活動を行っていますので、それらの力を結集した連携取組の素地ができています。

―取組は5年間実施します。どのような計画を立てていますか。

 取組では4教育(フィールドワーク山形、山形プロジェクト教育、山形起業教育、リーダーシップ教育)からなる「社会人力育成山形講座」を展開します。平成24年度は準備期間とし、平成25年から山形講座は開設されます。平成26年に評価・見直し、平成27年から本格的に山形講座が運用されます。また、この事業期間終了後も各大学等が継続して取り組んでいきたいと考えています。

―この事業に採択されたことで、新たにどのようなことができるようになりますか。

 この取組では、新たに、社会人力(社会人として求められている能力)育成を学生が総合的に学習できる「社会人力育成山形講座」による教育を行います。教育の内容は、行政関係機関や経済団体の連携機関から連携取組に関する評価を得て、教育の質の向上に重点を置きます。最終年で四百人程度の学生が受講することを目指します。

―取組の中には、各大学等でこれまで行っていた活動のレベルアップを図るものもあると思いますが、それはどのようなものですか。

 各大学等でキャリア教育や就職支援活動という取組が行われていますが、それらに対して、山形講座という様々な学習内容でより充実・補完しながらレベルアップを図ろうとしています。

―連携の成果はどのような形で社会に示すことができるのでしょうか。具体的な成果指標のイメージはありますか。

 学生は山形講座を受講することで、社会人に求められる主体性とコミュニケーションの重要性を認識し、現在の意識との差異を理解する事、地域や組織における多面的な課題への対応方法を理解する事、変革志向として課題解決と起業取組の重要性を体得する事で、社会人として必要な能力を身につけることができます。また、履修証を発行することで、受講生の能力向上の見える化を図るとともに、学習の成果が社会的に認知していただけるよう取り組みます。

ステークホルダーからのメッセージ

       山形県商工会議所連合会 会長            清 野 伸 昭
 元気な山形、商工業が発展する山形を目指して各商工会議所は奮闘しております。業種や地域を越えた交流を通して先端情報やビジネスシーズを見つけること、また何よりも良き人材を採用し確保していくことは重要なテーマだと認識しております。このような中で、本連携取組は時宜を得たものと思いますし、目標に掲げている山形で活躍し、変える、担う人材の育成を是非実践してほしいと願っております。大学等が協働して新しい教育モデルの構築を目指していますが、微力ながら、連携取組の評価を軸として参画し、元気な山形の実現の一助となればと、期待しています。